【難加工に挑戦!】SUS304 2.0tにφ1.5のパンチングを実現!

今回は「SUS304 2.0t」のステンレス鋼板に、板厚よりも小さな穴「φ1.5」のパンチング加工を行いました!

一見シンプルに見えるパンチングメタルですが、実はこの「板厚2.0mm」に対して「穴径1.5mm」という加工は、非常に高い技術が求められます。

  • 材質: SUS304ステンレス

  • 板厚: 2.0mm

  • 穴径: φ1.5mm

板厚に比べて穴径が小さいほど、パンチング加工時の金型や材料にかかる負担は増大します。特にステンレスは粘り強いため、バリの発生を抑えつつ、シャープで均一な穴を開けるには、最適なクリアランス調整と高い金型精度が不可欠です。

SUS304のパンチングメタルに定規を当て、φ1.5mmの穴径と穴ピッチを示すクローズアップ。

写真の通り、スケール(定規)と比べると、その穴の小ささがよく分かります。目の細かいパンチングメタルは、高精度なろ過・ふるい分けの用途はもちろん、微細な通気・通音カバーや、プラント関連のフィルターなど、多岐にわたる分野で活躍が期待できます。

SUS304パンチングメタルの表面をクローズアップ。ペン先を影として映し、穴の小ささを強調している。
SUS304、板厚2.0mmの鋼板にφ1.5の丸穴パンチング加工を施した全体写真。

完成品のパンチングメタルの様子です。

斉藤は、お客様のご要望に応じた高品質かつ難易度の高いパンチング加工も承っております。お気軽にご相談ください!
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